知能・思考力・想像力の育成

現代社会は依然として失業率の高さや就職難など不安定です。こうした状況の中で、柔軟に対応できる能力が求められています。既存の知識や過去の事例を当てはめるだけでなく自らの力で必要な情報を収集し、新たな視点を持ち、問題を解決に向けて粘り強く打開していく力が求められています。

子どもたちは、将来直面する多くの困難に対して、自らの力で乗り越えて行かなくてはなりません。創造性あふれる発想で考え、新たな価値を生み出す力がこれからの社会で求められる能力といえるのでしょう。こうした力を育む機会を幼児の時から、積極的に作っていくことが生きる上で大切だと思います。

発達段階を見すごさない配慮

知能・思考力・創造力は、それぞれ発達段階と密接な関わりがあります。発達に伴わない、難しすぎる課題や問題は、時として子供の思考力や、やる気を低下させることになります。きちんと理解する為には、一定の段階に達していなければならず、無理な内容を急がせて教えることは、子供にとっては苦痛でしかありません。子供の興味や関心、発達段階を見極めたうえでふさわしい内容を与える事が最も知能や思考力を高めるよい方法なのです。

解き方を『教える』ということは、我々指導者にとって容易い事ですが、発達段階を考慮し間違えると、自分の力で解いていこうというやる気を低下させる事になりかねません。自から進んで『努力する力』を優先して指導する際には、その子供の知識や思考力、理解度やる気などを把握する事が大切となります。知ることによる喜びを感じるような、指導方法。生涯に渡って伸び行くお子さんのためになるような、学習習慣を身につけられる様に配慮してまいります。

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