幼児教育を手がけるきっかけ

私は子を持つひとりの母親として、自分の子供をどう育てればよいのか。情報が氾濫する現代社会の中で、子供を教育する方向性や、方針が立て辛いという問題に直面しました。

そんな中でお受験をゴールとした、ただ知識を詰め込むばかりの早期幼児教育にとても大きな疑問を持ちました。幼児期に、子供が日常生活で観察や行動、失敗等をたくさん体験しながら、徐々に理論化する姿勢や方法論を自らの力で学ぶ機会を 周囲の大人達が、見逃さずに見守る事こそが その後の生涯の上でも重要であると気付きました。

受験目的や知識詰め込み型の塾がほとんどの中で、納得の行くものがなければ、未来の日本の社会に見合うものを自分で作り出してみよう。という事で、試行錯誤の中で体系的な学習プログラムを構築しました。

この世の中に一人として不要な人間はいません。ましてや万能な人間はなかなかいないものです。それぞれが持つパーソナリティや資質が違うからこそ互いに助け合い、補完しあい、新しい世界を築き上げていくのです。子供一人ひとりが持ち供えた固有の力を最大限に引き出す教育は、幼児期から始まっているのです。

自然とのふれあいや五感を通じた体験は、感覚の働きが豊かになり、探究心が膨らみます。

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