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2018年ブラシュアップ研修会

第33回 「ブラシュアップ研修会」

日時:2018年11月24日(土)
研修会14:30~18:00
懇親会18:00~20:00

場所:かながわ労働プラザ  第6,7会議室
JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ:

1.卒業生講演: 循環資源研究所 村田 徳治氏
 1958年 横浜国立大学工学部応用化学科 卒業
 『水俣病と現代技術』
2. 卒業生講演:神奈川大学工学部教授 中西 裕二先生
 1988年 横浜国立大学工学部機械工学第二学科 卒業
 『衝動水車の流れ解析と実験』
3. 学生フォーミュラー活動報告:
 ・2018年度チームの活動報告
 ・2019年度車両設計方針のご報告とご相談

第32回 「ブラシュアップ研修会」

日時:2018年9月22日(土)
研修会15:15~18:00
懇親会18:00~20:00

場所:かながわ労働プラザ  第11会議室
JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ:

1.卒業生講演: 山口 耕三 氏 いすゞ自動車(株)
『路線バスの取り組み』
2. 大学生 Robotism:
『今年度Robotismの活動について』
3. 大学先生講演:大竹 充 先生
『エネルギー環境問題と電磁気材料研究』

第31回 「ブラシュアップ研修会」

日時:2018年7月7日(土)
研修会15:00~18:00
懇親会18:00~20:00

場所:かながわ労働プラザ  第5,6会議室
JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ:

1.卒業生講演: 達晃一氏(いすゞ中央研究所)
『車室内の空気質』
2. 大学先生&卒業生講演: 長谷川誠先生
大学院工学研究院システムの創生部門准教授
『常温での高結晶配向性セラミックス皮膜の形成技術』

第30回 「ブラシュアップ研修会」

日時:2018年3月24日(土)
研修会14:30~18:00
懇親会18:00~20:00

場所:かながわ労働プラザ  第5,6会議室
JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ:

1.卒業生講演:前田 博正 氏
自動車用パワーユニット発展の歴史と今後のパワーユニットの私的展望
2. 大学先生&卒業生講演:諸隈 崇幸 氏
横浜国立大学大学院工学研究院 助教
沸騰伝熱と光学測定
3. 大学先生&卒業生講演:佐藤 恭一 氏
横浜国立大学大学院工学研究院 教授
電磁アクチュエータ,流体アクチュエータの新しい駆動への挑戦

第29回 「ブラシュアップ研修会」

日時:2018年1月27日(土)

研修会15:05~18:00
懇親会18:00~20:00

場所:かながわ労働プラザ  第11会議室
JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ:

  1. 卒業生講演:
    生産工学科2000年卒福田紘大氏
    東海大学工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻准教授
    東海大学における世界最先端のソーラーカー・ソーラー
    飛行機技術の開発

  2. 大学先生講演:
    横浜国立大学大学院工学研究院
    北村圭一准教授
    最新ロケットの空気力学研究

  3. 在学生報告:
    ・横浜国立フォーミュラプロジェクト
    計測に関して相談したいこと
    ・横浜国立大学Robo+ism
    Robo+ismの今年取り組みと技術的課題について


2017年ブラッシュアップ研修会

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第28回 「ブラシュアップ研修会」

日時:2017年7月1日(土)
   研修会15:15~17:15
   懇親会17:30~19:30

場所:かながわ労働プラザ  第5,6会議室 
   JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ: 

 1. 卒業生講演:
  機械工学科 1978年卒 石綿 良三 氏
  神奈川工科大学 教授
  なぜ間違いは伝達するのか?
  -流体力学に関する誤認識の拡散と防止-

 2. 大学先生講:
  横浜国立大学大学院工学研究院 前野 智美  准教授
  サーボプレスを用いた高機能な塑性加工および
  超高強度部材を製造するホットスタンピングの紹介


第27回 「ブラシュアップ研修会」
日時:2017年3月25日(土)
   研修会14:15~18:00
   懇親会18:00~19:30

場所:かながわ労働プラザ  第6,7会議室 
   JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ: 

 1. 現役学生講演:
  Robo+ism 鳥海宗太郎 氏
  「Robo+ism 2016年度活動報告」

 2. 卒業生講演:
  機械工学科 1993年卒 小笠原 永久 氏
  防衛大学校 
   「赤外線カメラで診る」

 3. 卒業生講演:
  機械工学科 1984年卒 横井 嘉文 氏
  防衛大学校 
  「流体という得体の知れないものとの係りあい」

 4. 大学先生講演:
  横浜国立大学 大学院工学研究院
   システムの創生部門 加藤 龍  准教授 
  「サイボーク技術とその福祉応用」
  ~失われた身体機能を取り戻すために~

2016年ブラッシュアップ研修会

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第25回 「ブラシュアップ研修会」
日時:2016年7月9日(土)
   研修会15:00~18:00
   懇親会18:00~19:30

場所:かながわ労働プラザ  第3会議室 
   JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ: 

 1. 卒業生講演:
  機械工学科 昭和35年卒 松廣 哲平氏 
  株式会社CCP取締役。技術士(機械部門)
  「名教自然と煙州先生、三渓翁と
     中村順平のつながる縁について」

 2. 卒業生講演:
  機械工学科 昭和59年卒 松永 和彦氏 いすゞ自動車株式会社 
 「ISO規格に関する活動紹介」

 3. 教員講演:
  横浜国立大学 大学院工学研究院 教授  高田 一氏 
  「福祉機器の設計開発」


第25回 2016年7月9日(土)
 研修会15:00~18:00 
 懇親会18:00~19:30

場所:かながわ労働プラザ 第3会議室
   JR石川町北口下車 徒歩3分
 
テーマ: 

 1. 卒業生講演:
  機械工学科 昭和35年卒 松廣 哲平氏 
  株式会社CCP取締役。技術士(機械部門)
  「名教自然と煙州先生、三渓翁と
     中村順平のつながる縁について」

 2. 卒業生講演:
  機械工学科 昭和59年卒 松永 和彦氏 いすゞ自動車株式会社 
 「ISO規格に関する活動紹介」

 3. 大学先生講演:
  横浜国立大学 大学院工学研究院 教授  高田 一氏 
  「福祉機器の設計開発」


第24回 2016年3月26日(土)開催
 研修会14:15~17:00
 懇親会17:30~19:30

場所:かながわ労働プラザ  第5,6,7会議室 
   JR石川町北口下車 徒歩3分

テーマ: 

 1. 卒業生講演:
  株式会社メビウス 取締役 営業本部長兼第1事業本部長
  永井孝雄氏
  ICT・IOT武装した建設・鉱山機械システム

 2. 卒業生講演:
  株式会社IHI総合開発センター 副所長 久保田 伸彦氏
  世界のエネルギー動向と日本の一次エネルギー利用技術

 3. 教員講演:
  横浜国立大学 理工学部 機械工学・材料系学科 材料工学 准教授
  中津川 博氏
  熱電変換材料応用の現状と将来


第23回 2016年 1月23日(土)開催
 研修会 14:30 ~17:45 、
 懇親会 18:00 ~20:00 かながわ労働プラザ 第5.6会議室

テーマ:
1. 「ここまで来た日本の宇宙開発
  日本人宇宙飛行士 国際宇宙ステーションで活躍」
  菊山 紀彦氏(金属)39卒(元J種子島宇宙センター所長)

2.「YNFP-16に託す想い」
  FNFP(学生フォーミュラ)植松亮裕氏  本田 進氏

3.「機械の中不思議な流れ 」
   横浜国立大学 理工学部准教授 酒井 清吾氏


第24回 2016年3月26日(土)
 研修会14:15~17:00
 懇親会17:30~19:30

 かながわ
 労働プラザ
 第5,6,7会議室

JR石川町北口下車
  徒歩3分
 

 1. 卒業生講演:
  株式会社メビウス 取締役 営業本部長兼第1事業本部長
  永井孝雄氏
  ICT・IOT武装した建設・鉱山機械システム

 2. 卒業生講演:
  株式会社IHI総合開発センター 副所長 久保田 伸彦氏
  世界のエネルギー動向と日本の一次エネルギー利用技術

 3. 教員講演:
  横浜国立大学 理工学部 機械工学・材料系学科 材料工学 准教授
  中津川 博氏
  熱電変換材料応用の現状と将来

2015年ブラッシュアップ研修会

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第21回 2015年3月14日(土)
研修会14:00~18:00
懇親会18:00~20:00 かながわ労働プラザ
第三会議室

1.「フォーミュラプロジェクトの活動現況及び今後の展望」
 横浜国立大学フォーミュラプロジェクト(略称:YNFP)は毎年9月に
 行われる全日本学生フォーミュラ大会へ向け、学生自身の手により
 年間1台の小型レーシングカーを設計・製作しています。「教室だけ
 では学べない実践的なものづくり」を体験できる「学生フォーミュ
 ラ」という活動の魅力、また、悲願の総合優勝を目指して活動する
 YNFPの現況と今後の展望についてご紹介します。
 永渕恭佑(経営学部2年、YNFP-15プロジェクトリーダー)
 秋山直輝(理工学部機械・材料系学科2年、
 YNFP-15テクニカルディレクター)
 渡部愛子(理工学部機械・材料系学科1年、YNFP-15運営班
 リーダー:広報・渉外担当)
 佐藤恭一(工学府システムの創生部門 教授 YNFP顧問)

2.「FC車製作に関する報告と今後の展望」
 現在のFC車製作状況の報告と今後の課題,大会への目標など
 辻川 順(工学府 システム統合工学専攻 
 機械システムコース 1年)
 湯浅 良輔(工学府 システム統合工学専攻
 機械システムコース 1年)
 山内 拓也(工学府 システム統合工学専攻 
 機械システムコース 1年)
 西澤 昌宏(環境情報学府 情報メディア環境学専攻 
 メディア学コース 1年)
 江本 一磨(理工学部・機械工学EP 2年)

3.「Robo+ismのロボコン活動について」
 Robo+ismのこれまでの取り組みと今後の展望について。
 また機械的、回路的、プログラム的にロボコンに取り組み、
 得られた知見などについて。
 黒須達也(化学EP 3年)
 吉田雄飛(機械工学EP 2年)
 岩月 駿(物理工学EP 2年)


第22回 2015年 9月19日(土)開催予定
研修会 14:15 ~17:45 、
懇親会 18:00 ~20:00 かながわ労働プラザ
第5.6会議室

テーマ:
 1. 「歴史的背景から見るティルトロータ機について 歴史的背景から
  見るティルトロータ機について 」
  ティルトロータ機の特徴をヘリコプタや飛行機と対比しながら説明
  します。
  ティルトロータ機の開発当初から現在に至るまでの間をティルトロ
  ータ機技術の検討・検証(XV-3),その確立(XV-15),
  実用化(V-22)のように区分して,それぞれの時期にどのような問題
  点があったかについても触れます。
  井星 正氣 (S49 年機械卒 、防衛大学教授 )

 2.「NHK学生ロボコン 2015の報告と2016に向けて 」
  NHK 学生ロボコン 2015 の結果、様子を報告すると共に 2016年
  度大会に向けての意気 込み、ルール紹介などを行います。
  黒須達也 (化学 EP4 年)
  相澤航輝 (機械工学 EP2 年)
  日置峻介 (機械工学 EP2 年)

 3.「機械の中不思議な流れ 」

  さまざまな機械の内部の流れには,予想とちがう挙動を示すものが
  あります。
  そのような流れについて,実験と数値計算を用いて解析した例を紹
  介し,解説します。 低比速度ポンプ,小型水車,吸込水槽,流体継
  手,ベーンレスディフューザなどの流れをお話する予定です。
  松井 純
 (H 5年東京大学博士課程 終了、横浜国大工学研究院教授 )

2014年ブラツシュアップ研修会

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第18回 2014年3月29日(土)
研修会14:00~18:00
懇親会18:00~20:00 かながわ労働プラザ
第三会議室

1.「鋳造凝固シミュレーションシステムCPROの概要と新鋳造
 プロセス:磁場を利用した無欠陥タービンブレードの製法」
 CPROは現在、ものづくりの原点である鋳造凝固プロセスにお
 いて利用されています。講演ではその概要について述べると
 ともに
 ○大型鋼塊のマクロ偏析
 ○アルミ連続鋳造の鋳造欠陥
 ○鋼の連続鋳造におけるV偏析
 ○一方向凝固ブレードのマクロ偏析
 について計算例を紹介します。
 また、弊社はCPROによる凝固シミュレーションの成果として
 「磁場を利用した無欠陥タービンブレードの新製法」を開発
 しました。その概要について説明します。
  戎 嘉男氏 株式会社エビス 代表取締役 (S42年金属卒)

2.「ダムの機能維持をになう放流設備の現状と維持管理について」
 ダムの多くが建設後30~40年を迎えつつあり、ダムの流水管理設備
 としての放流設備の老朽化対策の必要となるものが年々増加し、こ
 れに伴い設備維持管理に要する費用も増加しています。
 またダム設置に伴う水質悪化、堆砂等も重要課題でありこれに対処
 するために設置される放流設備の使用目的と現状、そして維持管理
 の現状、課題等についてふれます。
 齊藤 一夫氏 特定非営利活動法人 横浜技術士懇話会
 理事長 (S40 年機械卒)

3.「固体アクチュエータと機能性流体のメカトロ応用」
 固体の変形を利用したアクチュエータ(電界の変化に応答して変形
 する圧電・電歪アクチュエータ,磁界の変化に応答して変形する磁歪
 アクチュエータ,熱に応答して変形する形状記憶合金アクチュエータ
 など)や,機能性流体(電界の変化に応答して粘性が変化する電気粘
 性流体, 磁界の変化に応答する磁気粘性流体など)の特徴,研究開
 発動向,メカトロ分野のモーションコントロール技術への応用を.実
 機デモをまじえて紹介します。
 佐藤 恭一氏 横浜国立大学大学院工学研究院 教授
 (H6年博士課程修了)


第19回 2014年7月19日(土)
研修会14:00~17:00
懇親会17:00~19:00 かながわ労働プラザ
第五会議室

1.「すばる望遠鏡の静圧軸受の開発に携わって」
 1999年に、国立天文台が世界有数の観測条件を備えたハワイ島マウ
 ナケア山頂に、世界最大級のすばる望遠鏡を建設し、現在、地上望
 遠鏡として世界最高の性能を発揮して、天文学研究に貢献していま
 す。
 筆者は企業在職中にすばるプロジェクトに参加し、大型工作機械技
 術を応用することにより、すばる望遠鏡の静圧軸受の開発に携わり、
 静圧軸受の開発・設計・試験及び国内仮組立中の「すばる」望遠鏡
 への組込み調整を担当しました。
 講演では「すばる」プロジェクトの概要、「すばる」望遠鏡の静圧
 軸受システム、静圧技術と大型工作機械及び大型望遠鏡、静圧軸受
 の構造・試験、「すばる」望遠鏡への静圧軸受の組込み調整及びハ
 ワイ島マウナケア山頂のすばる望遠鏡の見学等について話題提供し
 ます。
 羽山 定治氏 羽山技術士事務所 
 (S45年東京大学大学院修士課程修了)

2.「無線通信の動向と導入事例について」
 無線通信のトピックスを中心にお話しさせて頂きます。
 1)最近の無線通信の動向
 2)導入事例
  ①広域無線LANシステム
  ②携帯電話抑止システム
  柳川 利武氏 ワイヤレスビット
 (S44年横浜国立大学大学院修士課程修了)

3.「自動車用アルミニウム合金材料のミクロ組織制御と特性改善」
 2007年4月に発足した廣澤研究室では、「強度・延性」、「高温特
 性(クリープ、リラクセーション)」、「成形性・表面処理」、
 「計算機シミュレーション(Calphad法、有限要素法)」などを
 キーワードに、高性能・高機能アルミニウム合金構造部材を開発
 するための『微視的組織制御・解析』、『材料特性評価』ならび
 に『計算材料学による合金設計』を行っています。講演では、自
 動車用アルミニウム合金材料の特性改善に関する、最近の研究成
 果をご紹介します。
 廣澤 渉一氏 横浜国大学大学院工学研究院教授
(H10年東京工業大学大学院博士課程修了)


第20回 2014年11月8日(土)
研修会14:30~18:00
懇親会18:00~20:00 かながわ労働プラザ
第三会議室

1.「鉄道事故は語る (鉄道事故調査の体験より)」
 1)日本と欧米の安全文化
 2)鉄道事故調査
 3)リスクの定量化の重要性(日比谷線脱線事故)
 4)被害拡大防止策の重要性(上越新幹線脱線事故)
 5)安全風土の重要性(福知山線脱線事故)
 6)持続的に安全な鉄道に思うこと
 宮本昌幸様 明星大学名誉教授 (S40年横浜国大機械工学科卒)

2.「SPEEDI(スピーディ)予測モデルはなぜ生かされなかった
 のか?」
 ※講演ファイルはこちらから
 SPEEDIモデルは、米国スリーマイル島原発事故をきっかけに
 開発され、チェルノブイリ事故の後に世界モデル(WSPEEDI)
 ヘと進化した、わが国唯一の緊急時環境線量予測システムで
 した。これが、未曽有の原発事故では何ら有効に使われること
 はありませんでした。
 講演概要:
 SPEEDIの構成要素と特徴
 拡散モデルの歴史と種類
 地上濃度と沈着量のSPEEDI/CMAQモデルの予測比較
 電算機モデルの効用?-予報、教育、対策
 放射線モニタリングの問題点
 原発とどう付き合うべきか
 堀江宥治様 グリーンブルー株式会社技術顧問
 (S40年横浜国大機械工学科卒)

3.「脳情報工学の研究動向と将来展望」
 ヒトの脳は大変優れた情報処理装置ですが、その原理やメカニズム
 には不明な点が多く、科学する対象として大変魅力的なテーマです。
 脳の知識を応用することで、これまでにない新しい製品やビジネス
 が生まれる可能性を秘めています。当研究室では、脳を科学し、
 その知見を社会に活かすために、国内外の研究者や企業の技術者ら
 とも協力しながら様々な研究を推進しています。今回の講演では、
 カラーバリアフリー技術、物体や肌の経時変化シミュレーション、
 食品仮装技術に関する研究動向を紹介し、脳情報工学の応用可能
 性について言及します。
 岡嶋 克典様 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 准教授
 (H02年東工大博士課程修了)

2013年ブラッシュアップ研修会

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第15回 2013年3月6日(水)18:30-20:40
かながわ県民センター305室

1.「相続が争にならいと、ほんう言切れますか?
    相続が争にならいと、ほんう言切れますか?
 ~相続税がからなくても遺産分割 争いは生じます。
    奥さん子供が笑顔で安心して くらして いくために ~」
  ・相続遺産分割が「争続」を生む原因
  ・相続財産とは
  ・法定相続人と遺留分
  ・遺産分割対策としての生前贈与
 本郷 守氏 ジブラルタ生命 ライフプラン・コンサルタント
  (H05年生産卒)
 島田 雅彦氏 ジブラルタ生命 チーフインストラクター

2.「ガスタービンエンジン用熱遮蔽コーティングシステム
       ~現状および長寿命化に向けて~」
 近年、発電用ガスタービンエンジンや航空機用ジェットエンジン
 の燃料消費効率や熱効率を向上させるため、タービン入り口温度の
 高温化が進んでいます。そのため、耐熱合金であるニッケル基超合
 金で作製されたタービン翼をさらなる高温から保護するための熱遮
 蔽コーティングシステム(TBCs)が適用されつつあります。ここでは、
 TBCsの現状と長寿命化に向けた研究に関してご紹介致します。
 長谷川 誠氏 横浜国立大学大学院 工学研究院, 准教授
 (H09年生産卒)


第16回 2013年6月1日(土) 講演 13:30~17:00
懇親会 17:15~19:00 かながわ労働プラザ

1.「海洋石油資源開発の手順 ~造船業と海洋構造物~」
 石油が陸上油田から海底油田に採掘場所が変化していく過程で造船
 業がどう関ってきたのかをご紹介します。
 石油生産の上流に該当する話です。
 石川 勉久氏 三井造船(株) (S43年機械卒)

2.「低炭素まちづくりについて」
 地球温暖化防止の観点から、まちづくりにおいても低炭素の視点が
 求められ、最近では、ICTを用いた「スマート」なまちづくり、分
 散型発電システムや再生可能エネルギーの普及強化、熱の面的利用
 等が行われるようになってきています。今回は、これらに地域冷暖
 房やコージェネレーションを加え、概要説明した後に、機械工学や
 材料工学の視点で、今後の技術課題を考えてみたいと思います。
 また、建築工学におけるアクティブ手法とパッシブ手法の紹介や、
 理想に近い「低炭素まちづくり」について考えるとともに、人々の
 暮らしとまちづくりにも触れる予定です。
 横田 英靖氏  東京ガス(株)  (S54年機械修了)

3.「昆虫サイズの精密自走ロボット群による協調作業システムの
 研究」
 最近では、携帯機器の普及にみられるように、精密機器の小型
 軽量化が顕著です。現在の電子部品の最小サイズは0402
 (0.4mm×0.2mm)であり、既に0201サイズへの移行が予定
 されています。
 さらに、微小な機械要素・電子回路を融合したMEMSデバイス
 によるセンサー類の普及も目覚ましいものがあります。この
 ように、異種異形の小型部品を自在な位置・姿勢に位置決めし、
 実装する技術は、将来の重要技術に位置付けられております。
 一方、既存の精密生産機器の内部では、直動ステージを積層し
 て、多軸位置決めが行われており、可動部の重量化が避けられ
 ません。100kgの多軸ステージで、1mgのチップ部品を
 精密位置決めしており、過大な慣性力による振動の発生により、
 生産設備のコスト増大を引き起こしております。また、環境保
 全の立場から、小型軽量化、省エネルギー化、環境への低負荷
 技術に対する要望が強くなってきており、精密生産機器の小型
 軽量化にも、大きな潜在ニーズがあります。本研修では、発表
 者が15年余り携わってきた、「昆虫サイズの精密自走ロボット
 群による協調作業システム」について、その概要と、これまで
 の研究成果について発表いたします。
 渕脇 大海氏  横浜国立大学工学研究院 准教授
 (H16年電気通信大学修了)


第17回 2013年10月12日(土)
講演 13:30~17:00
懇親会 17:15~19:00 かながわ労働プラザ
第三会議室

1.「油圧技術・気泡除去技術」
 社会を支える基盤技術である油圧の特質を述べ、経済産業省基金
 による「油圧動力伝達システムに使用する油中気泡除去技術の開
 発」の内容を説明。さらに気泡除去装置が社会のどのような分野
 で使用されているか紹介する。
 鈴木 隆司 氏 (株)オ ーパスシテム (S28年機械卒)

2.「排水機場の変遷と近年の建設例について」
 戦後に始まった雨水排水施設の建設は1970年代にピークを迎え、
 国内を代表する排水機場が各地で建設されました。近年このよう
 な大型排水機場の建設が、劇的な変化を遂げつつあります。今回
 は国内を代表する大型排水機場の概要と、近年の建設事例につい
 て紹介いたします。普段縁の下で活躍する排水ポンプが、更に縁
 の下に潜ってしまうという話です。
 高部 哲男氏 (株)荏原製作所 (S55年機械修了)

3.「医療分野における流体シミュレーションの適用例の紹介」
 医療分野に流体シミュレーションを適用した事例をふたつ
 ご紹介します。
 ひとつは微小血管内における人工赤血球の流動解析、もう
 ひとつは、不妊治療デバイスとしての運動良好精子分離装
 置内の流体および運動精子の解析です。
 百武 徹氏 横浜国立大学大学院工学研究院 准教授
 (H13年九州大学博士課程修了)