「横浜国立大学緊急学生支援事業」へのご協力をお願いします! 

名教就美会会員の皆様、本格的な夏に向けての衣替えが始まる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? 緊急事態宣言は解除になったとはいえ、コロナウィルス感染の第2波第3波の恐れが残っており、まだまだ通常経済活動や生活に戻れない状況が続いており、一刻も早いワクチンの普及と事態の終息が待ち望まれています。

さて、横浜国立大学は、コロナウィルスの影響で、3月の卒業式、4月の入学式も実施されていません。5月からは春学期のオンライン授業を開始されておりますが、原則登校禁止の状況が少なくとも秋まで継続する見通しで、大学祭、横国Dayも中止が決まりました。

学生の皆さんは、両親の収入の減少や自分自身のアルバイトなどが出来ずこれから勉学を進めていくうえで、不安を抱え苦しい状況が続いています。

先日、長谷部学長、蛭田校友会会長及び各学部同窓会会長が協議して、大学の「緊急学生支援事業」に全面的に協力していく方針が固まりました。当面必要とされる合計2億円(大学が1億7,000万円程度)の計画を実現するため、各学部同窓会、校友会等関係団体として2,000万円を目標にしていますが、これだけでは不十分な状況ですので、卒業生の皆様からも積極的に支援をお願いいたします。個人の方は、大学基金室のHP https://www.ynu.ac.jp/kikin/donation01.html から寄付いただくことになります。

学生を取り巻く全ての皆さんのご支援で、未曽有のコロナ禍に直面した学生諸君が、安心して学業に専念できるように環境を整えてあげたいと思います。皆さんお一人、お一人の心温まるご協力を何卒よろしくお願いいたします。

2020年6月  名教就美会会長 永井孝雄